草木染めについて

自然を染める

染めへのこだわり

身体に影響のある科学染料を使わずに、自然界に存在する植物や泥などにて身体と地球に優しい染めをしています。
皮膚から入る化学物質は、汗では排出できず体内に留まってしまいます。
植物の自然の力とエネルギーを頂きながら健康に生活できることを願って染めています。
(※体質によって、植物にアレルギー反応を起こしてしまう方もいます。注意してください)

草木染め

樹木・葉・花・実・ハーブ・昆虫など地球上の自然界の恵みにてなるべく身近にある季節の植物を摘み取らせていただき煮出して染液を抽出し、植物のエネルギーを布や素材に色として移し植物の効能やパワーを身に着けてくださった方に感じていただけるように植物とお喋りをしながら染めています。
煮出し終わった植物もなるべく捨ててしまわず乾燥させ、時々薪として使います。

泥染め

大島紬の染めと同じ泥染めは、奄美大島独特の染めになります。
奄美大島の大自然の恵みで育った植物のシャリンバイ(テーチギ)と奄美大島でも一部の集落にある鉄分を含む泥田で染めています
シャリンバイと泥田での染めを交互に何十回も繰り返して染めるとレンガ色~茶色~こげ茶色~黒色まで染まります。

ベンガラ染め

ベンガラは、土から採れる酸化鉄でできている自然の染料です。 岡山県の吹屋にある銅の採掘所であった銅山で発見され、顔料として使われるようになり寺院の建築や、陶器・漆にも使われてきました。 ベンガラ染めは、日光劣化に強く、防虫防腐効果があるとされています。 染める・描く・型染めもできる優秀な染料です。

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